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はじめに
今回は、LinuxでNVIDIAのグラフィックドライバをインストールする方法について解説します。
筆者の環境は、ubuntu16.04で、GALLERIA GCR2070RGF-QCです。
GPUドライバをインストール
初期の状態では、PCに付いているHDMI端子や、グラフィックボードを使用することができないため、GPUドライバのインストール作業を行います。
NVIDIAのドライバのリポジトリを追加
aptのリポジトリにNVIDIAのドライバのリポジトリを追加します。
sudo add-apt-repository ppa:graphics-drivers/ppa
sudo apt update
ドライバの確認
ubuntu-drivers devices
== /sys/devices/pci0000:00/0000:00:01.0/0000:01:00.0 ==
modalias : pci:v000010DEd00001F10sv00008086sd00002087bc03sc00i00
vendor : NVIDIA Corporation
driver : nvidia-418 - third-party free
driver : nvidia-430 - third-party free recommended
driver : xserver-xorg-video-nouveau - distro free builtin
「driver : nvidia-430 – third-party free recommended」とあるので、430が推奨されているドライバとなります。
ドライバのインストール
以下のコマンドでドライバをインストールします。
sudo apt install nvidia-430
PCを再起動すれば、ドライバのインストールは完了です。
どうでもいい余談
近年のロボット開発においては、ROSなどを用いてロボットの動作をシュミレーションしたり、LiDARやRealSenseなどのセンサーを用いてSLAMを行ったりと、開発環境に高いグラフィック性能が求められるようになっています。
このような背景から、グラフィックボードが搭載された「ゲーミングノートPC」を開発に使用している人も多いのではないでしょうか?
ゲーミングノートPCは開発目的に製造されているものではないため、キーボードやデバイスに癖があり苦戦したことがある人もいるかと思います。
個人的には「開発用PC」として高性能なプロセッサ、グラフィクボード、高い拡張性を備えたPCをどこかの企業が販売することを待望渇望しています…..
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